しいたけ完熟ホダ木、年間管理スケジュール
2018年 02月 15日
年間管理スケジュール
※ホダ木は必ず直射日光が当たらない場所で保管
屋外管理の場合
9月から12月~しいたけ発生適期。
発生操作でしいたけ作り。
発生適温は、最高気温が10度から25度。最低気温が5度以上の季節です。
置場所は、壁や塀の北側、木陰など、直射日光が当たらない風通しの良い場所に置きます。朝日や夕陽も避けます。
発生操作、しいたけを発生させるため、ホダ木を水に浸し芽に刺激を与えます。一晩12時間から24時間程度、ホダ木を16度以下の冷水に浸します。重石などをしてできるだけ沈めます。
24時間以上浸すと窒息してしいたけ菌が死んだり弱ったりする可能性があります。
ポイントは、浸す前にホダ木を木槌で叩いたり、樹皮が壊れない程度に地面やブロックに打ち付けるとより強い刺激を受けられます。
袋や容器を使うと浸りやすいです。
入る袋や容器がなければ、大きなバケツで上下半分ずつ浸してもよい。
発生操作の後は、浸水から3日から15日程でしいたけが出て、その後3日から10日で収穫が出来ます。樹皮やしいたけの表面が乾燥しているなら散水します。
収穫、しいたけの笠が8割程度開いた頃に収穫するのがオススメです。軸、茎が残らないように根元から手でもぎ取ります。
1月から2月~冬の管理
ホダ木は霜が当たらない軒下に置くか、霜除けのためにコモ、ヨシズ、ダンボールなどをかけます。5度以下になればしいたけ菌は休眠状態となるため、水割り不要です。乾燥が激しい場合、散水してください。
3月から6月~発生操作でしいたけ作り。
7月から8月~夏の管理
ホダ木は風通しの良い涼しい場所で管理します。高温でホダ木の水分が蒸発し過ぎないよう、1日から3日に1度程度散水します。