北海道新聞記事を公開!
2016年 07月 12日
北海道新聞の記事を公開します。
全国のセラピアファンへ(笑)
障害者支援のNPO法人セラピア
函館感じる絵はがき発売
サンサンがCGで作画
障害者の就労支援を行っているNPO法人セラピアが今月、函館市内の名所などの風景をデザインした絵はがきを発売した。国立病院機構八雲病院に入院する障害者らを支援するプロジェクト、コレクトスペースサンサンで作画を担当した。
デザインは、サンサンの10代から30代の12人がコンピューターグラフィックスCGで描いた。もともとはセラピアが制作を依頼しているカレンダーの2017年版に使うためのもので、観光客らでにぎわうこの時期に多くの人に目にとまればと一足早く絵はがきとして販売することにした。
題材は、花に彩られた旧函館区公会堂、函館市電の箱館ハイカラ号と十字街の函館市地域まちづくりセンターという歴史ある車両、建築物の組み合わせ、八幡坂からの夜の冬景色など。函館の春夏秋冬を代表する風景を表現した10種類の絵はがきを用意した。今後2種類が増える予定だ。1枚162円で函館山山頂売店、函館国際ホテルなどで販売している。
セラピアの平田聡理事長は、絵を見てもらい、彼らの力強さを感じてもらいたいと話している。
セラピアは絵はがきを置いてくれる販売先を募集中。問い合わせはセラピア電話0138451587へ。(押野友美)
北海道新聞夕刊、平成28年6月8日(水曜日)