いか姫カレンダー今年も販売、函館のNPO
2014年 11月 01日
平成26年10月27日、月曜日
障害者の就労を支援している函館市のNPO法人セラピア(亀田町20)が、2015年用オリジナルカレンダー「いか姫の癒しつぶやきカレンダー」を発売した。
今回で5作目。セラピアが発売する「いか型たいやき」のオリジナルキャラクター「いか姫」と「かつ太郎」が道南の12の景勝地などを旅する設定。国立八雲病院に入院する身体障害者がパソコンを使って制作した。
カレンダーは1月の「袴腰岳(はかまごしだけ)と尖岳(とんがりだけ)」(木古内町)にはじまり、いさり火が輝く4月の「大森浜」(函館)、10月の「日暮(ひぐらし)山からの大沼」(七飯町)と続き、12月の「鳥崎八景の獅子狭間」(森町)までの12枚。美しい景色を前にしたいか姫とかつ太郎が「癒やされるどす〜、大沼」などとつぶやいている。
300部を作り、セラピアや、栄好堂美原店と七飯店などで発売している。価格は税込み648円。セラピアの平田聡理事長は「制作している人たちの技術が年々向上しています」と話している。セラピアは、電話0138・45・1287。
押野友美