北海道新聞記事を公開(19.12.7)夕刊
2007年 12月 29日
障がい者の冬の外出を支援
函館のセラピア
履きやすいブーツ販売
足先までのファスナー特徴
障がい者の自立支援に取り組む函館のNPO法人セラピア(平田聡代表)が、身体の不自由な人も履きやすい「温かいブーツ」を販売している。
長男が身体が不自由な漆崎能子さん(札幌在住)が「息子にも暖かい靴を」と親心から考案した。漆崎さんが設立した「工房旬」が1998年から製造していたが、道南での取り扱いは少なかった。
足先までファスナーで開き、簡単に履けるのが特徴。外出が楽しくなるようヒョウ柄などおしゃれなデザインにした。価格は、サイズやデザインによって9300円~13300円。
セラピアは「障がい者の冬場の外出を応援するため、取り扱いを決めた」といい、ブーツを含む工房旬製品の展示説明会を8・9の両日、函館市亀田町20の同法人で開く。問い合わせは、メールselapia@msc.ncv.ne.jpへ。
平成19年12月7日(夕刊) 北海道新聞記事を抜粋