北海道新聞記事を公開!
2007年 06月 08日
車いす利用者の外出を手助けする地図製作に向け、函館市美原で調査を行ったNPO法人セラピア(北海道函館)の理事長は「障がい者への理解を広げたい」と話す。
同法人スタッフや函館市内の大学生らが車いすに乗りながら歩道や各店の段差を調査。「学生にとっては車いすに乗ること自体が貴重な体験。経験をさまざまな場面で生かして欲しい」と願う。調査では、店舗入り口に段差があり、車いすに対応していない店は予想以上に多く、「車いす利用者が来店した時は介助して」と呼び掛ける。
元公務員。当時、身体障がい者の先輩から言われた「自分以上に手助けを求めている人がいる」という言葉に心を動かされ、障がい者の自立支援活動を始めた。「障がい者が安心して社会参加できる街を目指したい」(北海道函館)
北海道新聞 函館版 自由席より
平成19年6月6日(水曜日)