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2007年 05月 30日
函館のNPO法人セラピア
歩道や店舗地図作りへ
函館で障がい者の就労支援や作業所の運営を行っているNPO法人「セラピア」は26日、商業施設が集まる同市美原地区で、車いすを利用しながら歩道や店舗の使いやすさなどを調べた。調査結果は、今夏までに地図にまとめ、函館市内の養護学校などに配る予定だ。
調査と地図の製作は、同法人が障がい者の社会参加を促すために昨年から実施。今回は、昨年の亀田町に続き2回目となる。
この日は、セラピアのスタッフほか、身体障がい者や学生ボランティアら約10人が参加。障がい者や学生が車いす3台に乗り、横断歩道と歩道の段差、各店舗の入り口の広さ、店員による介助の状況などを調べた。道教大3年男子学生は、「車いすでは、歩道のわずかな傾斜もすごく怖かった」と話した。
平成19年5月29日(火曜日) 北海道新聞(夕刊)より
北海道新聞社