東日本大震災の時、函館は。あなたは何処にいましたか?
2015年 03月 11日
あなたは、東日本大震災のあった3月11日は何処にいましたか?
私は、函館にいました。
セラピア共同作業所で、自立支援の最中でした。
ものすごい揺れが、長い時間続きました。
建物が潰れてしまうくらい…。
利用者さんを安全な場所に避難。
怖い怖いと叫ぶ利用者さんを励ましていました。
これは、津波が来る。危ない!
とっさに逃げろと判断。
そう、私は、北海道南西沖地震の罹災者だ。
津波の怖さは、尋常ではない。
利用者さんが全て帰宅をした。
私はすぐ、自家用車を走らせ高台の桔梗町へ。
セラピア共同作業所のある函館市亀田町は、海抜4メートル。津波が押し寄せるのではと危惧していました。
このエリアは、浸水しませんでしたが、
函館市若松町や大手町、豊川町は浸水。函館駅前も浸水。
そう、函館も津波被害が逢ったのです。
東日本大震災後に転勤などで函館に住み始めた皆さん、気を付けてください。
3月10日の木曜日、NHKの取材があり、カメラクルーが午後2時までセラピア函館にいました。
午後6時のNHKニュースでセラピア函館の利用者さんが手作りする奉行所クッキーの紹介です。
次の日3月11日は、午前11時にも放送がありました。
その直後の東日本大震災。
忘れられない出来事でした。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
被災された地域の一日も早い復興を願います。